不倫相手に本気になってしまったら…?危険な心理状態と抜け出すためのヒント
その「本気」、本当に幸せにつながりますか?
不倫関係と分かっていながらも、一緒に過ごすうちに、いつしか「本気」になってしまった…。そんな苦しい心理状態に陥っていませんか?
「この人なしではもう生きていけない」
「いつか、私だけを見てくれるはず」
理性ではいけないと分かっていても、感情が止められない。不倫相手に本気になってしまった時、あなたの心は、幸せとはかけ離れた危険な心理状態に陥っている可能性があります。
この記事では、不倫相手に本気になってしまった時に陥りがちな心理状態を解き明かし、その危険性から抜け出すためのヒントを分かりやすくお伝えします。
不倫相手に「本気」になった時に陥りがちな危険な心理状態
1. 現実から目をそらす「都合の良い解釈」
不倫関係は、現実社会では認められないものです。そのため、あなたの心は、その苦しい現実から逃れるために、無意識のうちに**「都合の良い解釈」**を始めます。
「彼は家庭がうまくいっていないから、私が必要なんだ」
「本命の彼女(妻)とは別れるって言ってたし、きっといつか一緒になれる」
このような考えは、すべてあなたの**「願望」**であり、相手の言葉を鵜呑みにして、自分を納得させるためのものです。この状態が続くと、あなたは現実を客観的に見ることができなくなり、より深い苦しみにはまってしまいます。
2. 「依存」と「執着」の無限ループ
不倫相手との関係は、秘密にされたり、会う時間が限られたりするため、**「会えない時間」**がより一層相手への思いを強くさせます。
依存: 相手からの連絡一つで一喜一憂し、相手の存在なしでは自分の価値を見出せなくなってしまう心理状態です。
執着: 相手が自分のものではないと分かっていながらも、「なんとかして手に入れたい」と強く願う心理状態です。
この依存と執着のループにはまると、あなたは自分自身の時間や人間関係を犠牲にし、相手に振り回されるだけの人生を送ることになってしまいます。
3. 「自己肯定感」の低下
不倫相手と会っている時は幸せを感じるかもしれませんが、一人になった時、「私って、どうしてこんな関係を続けているんだろう…」と、自分自身を否定してしまう瞬間はありませんか?
罪悪感: 誰かを傷つけているという罪悪感に苦しみます。
自己嫌悪: 相手から都合の良い扱いを受けるたびに、自分を大切にしない自分に嫌気がさしてしまいます。
このような感情は、あなたの自己肯定感を少しずつ蝕み、やがては自分自身を好きになれなくなってしまいます。
危険な心理状態から抜け出すためのヒント
1. 現実を直視する勇気を持つ
まずは、相手の言葉や関係性を客観的に見つめ直す勇気を持ちましょう。
第三者に相談する: 一人で抱え込まず、信頼できる友人や専門家に相談してみましょう。他者の視点から冷静な意見を聞くことで、現実を直視できるきっかけになります。
相手の行動を見る: 「言葉」ではなく**「行動」**に注目しましょう。「別れる」と口では言っても、実際に行動に移しているのかどうか、冷静に判断することが重要です。
2. 自分自身を大切にする時間を取り戻す
不倫相手に費やしていた時間やエネルギーを、自分自身のために使ってみましょう。
趣味や仕事に没頭する: 新しい趣味を見つけたり、仕事に打ち込んだりすることで、自分の世界を広げることができます。
新しい出会いの場に足を運ぶ: 無理に新しい恋人を見つける必要はありません。新しいコミュニティに参加して、あなたの世界を広げましょう。
3. 「別れ」を決断する
最も辛い選択ですが、あなたの幸せのために必要なことです。
「もう二度と会わない」という強い決意を持ち、相手との関係をきっぱりと断ち切りましょう。
あなたの幸せは、あなた自身が選ぶもの
不倫相手に本気になってしまったあなたの心は、今、とても苦しい状態かもしれません。しかし、その苦しみは、あなたが幸せではないという心のサインです。
あなたには、もっとあなたを大切にしてくれる人、あなたの全てを愛してくれる人と、堂々と幸せになる権利があります。
まずは、自分の心と向き合い、本当の幸せのために、勇気を出して一歩を踏み出してください。