【弁護士監修】無断で浮気調査アプリを入れると罪になる?知っておくべき法的リスクと回避策


「パートナーの浮気を暴きたい」という切実な思いから、スマホに浮気調査アプリ(監視アプリ)をこっそり入れようと考えていませんか?しかし、その一歩があなたを「加害者」に変えてしまうかもしれません。

結論から言うと、相手の許可なくアプリをインストールする行為は、複数の刑事罰に触れる可能性が高い非常に危険な行為です。

この記事では、無断でアプリを入れることの法的リスクと、裁判で勝つための安全な証拠集めについて、法律的な観点から詳しく解説します。


1. 知っておくべき「3つの刑事罰」のリスク

相手のスマホに無断でアプリを導入することは、単なる夫婦喧嘩の延長では済まされません。以下の法律に抵触し、逮捕や起訴の対象となる可能性があります。

不正指令電磁的記録供用罪(刑法168条の2)

いわゆる「ウイルス作成・供用罪」です。相手の意図に反して、スマホを遠隔操作したり情報を抜き取ったりするプログラム(アプリ)を送り込む行為が該当します。

  • 罰則: 3年以下の懲役または50万円以下の罰金

不正アクセス禁止法違反

相手のIDやパスワードを勝手に入力して、SNSやクラウドサービスにログインする行為です。

  • 罰則: 3年以下の懲役または100万円以下の罰金

プライバシー権の侵害(民事上の不法行為)

刑事罰ではありませんが、個人の私生活をみだりに覗き見る行為は民法上の不法行為となり、逆に数百万円単位の慰謝料を請求されるリスクがあります。


2. 無断で入れたアプリの証拠は「裁判」で使える?

苦労してリスクを冒し、アプリで浮気の証拠を掴んだとしても、それが裁判や慰謝料請求で役に立つとは限りません。

  • 証拠能力の否定: 違法な手段(無断インストールなど)で取得した証拠は、裁判所が「信義則に反する」として証拠から排除することがあります。

  • 位置情報だけでは不十分: GPSで「ラブホテルにいた」ことがわかっても、アプリの記録だけでは「滞在の目的」や「誰といたか」まで証明できず、不貞行為(肉体関係)の決定打になりにくいのが実情です。


3. 法的リスクを回避して「安全に真実を知る」方法

リスクを最小限に抑えつつ、有利に事を進めるための具体的な対策を提案します。

① 共通の「見守りアプリ」として合意を得る

「防犯のため」「スマホを失くした時のため」という理由で、お互いの同意のもと位置情報共有アプリ(Life360など)を入れるのは完全に合法です。

② 目に見える「アナログな変化」を記録する

アプリに頼らなくても、以下の記録を積み重ねることで強力な証拠の下地になります。

  • 手書きの日記: 帰宅時間、不審な電話の内容、服装の変化などを細かく記録。

  • クレジットカードの利用明細: ホテル代や不自然なレストランの支払い。

  • ドラレコの記録: 車の移動履歴や車内の音声。

③ 決定的な瞬間は「プロの探偵」を頼る

探偵業法に基づき、適切な届け出を出している探偵事務所の調査は、法的に認められた範囲で「尾行・張り込み」を行います。

プロが作成する**「調査報告書」は裁判で極めて高い証拠能力を発揮**し、あなた自身が法律を犯すリスクもありません。


4. もし「もうアプリを入れてしまった」ら?

もし既に無断でインストールしてしまった場合は、以下の対応を推奨します。

  • すぐにアンインストールする: 証拠を使い続けてリスクを広げるのを止めます。

  • 弁護士に相談する: 「バレてしまった場合」「その証拠が使えるか」を法律の専門家に個別に判断してもらうことが、最善の自衛策です。


まとめ:あなたの幸せのために、冷静な判断を

浮気調査アプリは便利に見えますが、一歩間違えれば自分の首を絞めるツールになります。大切なのは、「復讐」や「確認」ではなく「あなたの未来を守るための証拠」を手に入れることです。

無理な自力調査でリスクを負う前に、一度立ち止まって、法的に正しいルートでの解決を検討してみてください。

不倫問題に強い弁護士や、信頼できる探偵事務所への無料相談を利用することも、解決への大きな一歩となります。


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